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F2.8通しの超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」、6月下旬発売

» 2015年05月12日 23時55分 公開
[園部修ITmedia]
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 オリンパスが5月12日、防じん防滴性能を持つF2.8通しのプロ仕様超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を発売すると発表した。6月下旬から販売を開始する。希望小売価格は17万円(税別)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

 M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは、フォーサーズシステムにあった「ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4」を、マイクロフォーサーズ向けに小型軽量化し、より明るいF2.8を実現したズームレンズ。このレンズの発売により、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」と組み合わせ、3本で焦点距離7ミリから150ミリ(35ミリ判換算で14ミリから300ミリ)までをF2.8でカバーできるようになる。その総重量はフルサイズ一眼レフカメラと比べ約半分になるという。

 開放絞りから周辺まで高い解像力を持ち、夜景や星景の撮影にも適しているという。レンズにファンクションボタン「L-Fn」を搭載しており、“AF停止”など、カメラボディのカスタム設定に応じた機能の割り当てができる。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO OM-D E-M5 Mark IIと組み合わせたM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

 レンズ構成は11群14枚、EDAレンズ2枚、DSAレンズ1枚、非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ3枚、EDレンズ1枚、HRレンズ2枚を採用する。防じん防滴寄稿を採用しており、雨の中での撮影にも対応する。最大撮影倍率は0.12倍(35ミリ判換算0.24倍相当)、最短撮影距離は20センチ(レンズ先端から約7.5センチ)。レンズの最大径は78.9ミリ、全長は105.8ミリ、重量は534グラム。

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