今後、マイクロソフトでは、SQL Server 2005、Visual Studio 2005 with MSDN Team Systems、Windows Vista、Office 12、Longhorn Serverといった一連の新製品投入が予定されている。マイクロソフトとしては、このタイミングを逃さず、決して利用率の高くないソフトウェアアシュアランスの認知度を高め、ボリュームライセンスと同時に購入を勧めたい考えだ。
その新製品ラッシュの先頭を切って、11月17日に国内でもローンチイベントが計画されているのがSQL Server 2005だ。アプリケーションプラットフォームを担当する前田隆志マネジャーは、「ソフトウェアアシュアランスならば、2005の出荷を待たずともSQL Serverを今すぐ導入できる」と話す。Oracleデータベースに対する価格優位、豊富な追加機能に、Software Assurance 2006によって24時間×7日の常時問題解決サポートなどを加え、より高い価値を提供できるとする。
Software Assurance 2006の来春スタートを睨み、250台以上のデスクトップを保有する比較的規模の大きな企業向けの「Microsoft Enterprise Agreement」と、5ライセンス以上から適用できる中小規模企業向けの「Microsoft Open Value」という2つのボリュームディスカウントプログラムの特典も拡充される。どちらも年ごとの支払額が実質的に引き下げられるほか、後者ではこれまでOfficeのどのエディションを利用していたとしてもProfessionalが提供され、しかも初年度の支払いが半額になる「Office スーパーステップアップ キャンペーン」が10月3日から来春3月31日まで展開される。
なお、Software Assurance 2006で新たな提供される特典は以下のとおり。
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