朝日新聞社が管理・営業部門における情報活用基盤として「Cognos ReportNet」を採用した。先ごろもリコーがグローバルの標準的なBI/CPMソリューションとして、ReportNetの採用を決めたばかり。
ビジネスインテリジェンス(BI)および企業パフォーマンスマネジメント(CPM)ソリューションのリーダーであるコグノスとアイ・ティ・フロンティアは9月30日、朝日新聞社が管理・営業部門における情報活用基盤として「Cognos ReportNet」を採用したことを明らかにした。部門を横断したデータの検索およびレポーティング環境を構築するのが狙いだという。
Cognos ReportNetは、膨大なデータからWebブラウザを通して必要な情報をレポートとして取り出すエンタープライズ環境向けの統合レポーティング製品。企業内に分散しているさまざまなデータソースからデータを引き出し、ビジネスで重要な情報を1つのレポート上に表現することができるという。
先ごろも、リコーが日本をはじめ世界20カ国に及ぶグループ各社で標準的なBI/CPMソリューションとして、Cognos ReportNetの採用を決めたばかりだ。
朝日新聞社は、全社的な情報基盤の再構築を進める中、管理系および営業系のデータベースを一元化し、その上に柔軟なレポーティングシステムの導入を計画していたが、Web対応による使い勝手の良さ、データ加工の柔軟性、および優れたコスト効率が決め手となり、Cognos ReportNetの採用に踏み切った。ユーザーの規模は1280名に上るという。
なお、コグノスが今月中旬、都内で開催する「Cognos Performance 2005」では、朝日新聞社による事例セッションも予定されているという。
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