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» 2007年12月18日 07時00分 公開

モバイル検索はエンプラサーチで第2世代にモバイルサイト活用術(3/3 ページ)

[國谷武史,ITmedia]
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 モバイルサイト検索の利用についてMCNが行った調査では、モバイル検索の利用経験者は回答者の約80%であるものの、頻繁に利用すると答えたのは約15%にとどまったという。目的の検索結果を得られるまでにユーザーがクリックする回数は平均6〜16回。「1クリックで見つからなければ、3分の1が利用をやめる。わずかしか利用したことないユーザーと頻繁に使うユーザーの差はここに原因がある」(ブックマン氏)

 モバイルサイト検索では、小さな携帯電話での操作にストレスを感じるユーザーも多く、PC以上に高い精度の検索結果が求められる。モバイルインターネットは、PC向けインターネットに比べて情報量が少なく、検索プロバイダーのロボット(サイトの情報を自動収集するプログラム)が、検索精度の向上に必要な情報を十分に集められないといわれる。モバイル検索では、PC検索のようにサイト情報だけを収集・データベース化すればよいという訳ではない。

 MCNの場合、検索プロバイダーが使用するロボット型の仕組みとは異なり、CPのデータベースを直接参照するため、カテゴリごとに最適化した検索結果を提示できるとしている。

 ブックマン氏は、今後のモバイル検索では通信販売サイトなどの利用増加に伴い、検索ポータルとエンタープライズサーチ技術の連携が重要になると指摘する。エンタープライズサーチが、ポータル検索だけではカバーしきれないサイトの情報をエンドユーザーに提供し、検索精度を高めることで利便性を高めるというものだ。

 現状では、モバイル検索はPC向けサイト検索ほどの利便性はなく、広告効果も小さい。だが、実現に向けた各社の取り組みが本格化し、ユーザー規模で肩を並べるPCインターネットに近づくのは時間の問題かもしれない。

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