Q61 コンピュータ関係以外で趣味と呼べそうなものはありますか?
映像制作が趣味で、後輩たちとショートフィルムを作ったり、アニメーション作品を作ったりしてます。趣味が長じて市役所から地元ケーブルテレビのCM制作を受託して、友達と一緒に、仕事として作品を作ったりもしました。この趣味は本業にも役立っていて、作ったサービスやソフトウエアのプロモーションビデオを自分で制作してプレゼンに使用したり、動画共有サイトに投稿して研究紹介に使ったりしています。
Q62 「漫画・アニメ」で「これぞ!」と思うものは?
「トップをねらえ!」は、絶対に見ておいて損はないです。また、「機動警察パトレイバー the Movie」は2作ありますがどちらも外せません。劇パト1なんて、今のIT関係者が見てもまったく色あせていません。2は別の意味でキレてます。ほかは、マイナーですが「lain」とか。ネットを哲学的に取らえることができる人なら、新しい発見があって面白いと思います。最後に、やっぱりエヴァは基礎知識として必要です(笑)。
漫画では攻殻機動隊とアップルシードがオススメです。あと、新海誠さんの作品は全部見ておけばいいと思います(笑)。できればファルコム時代の作品からすべて。PCで創作活動してる人なら、作品的にも技術的にも絶対に楽しめると思います。おっと、ただのアニオタ談議になってますね。ごめんなさい。
Q63 庵野秀明と押井守、作風として自分の感性に近いのは?
一番感性が近いのは上述の新海誠さん。さまざまな面でぴったりはまります。感覚的には庵野監督に非常に近いものを感じますが、一方で押井監督の作品から学ぶことは非常に多いです。映像や笑いのセンスが一番近いのは(実写ですが)堤幸彦監督だと思います。
Q64 あなたにとっての萌え対象を教えてください。
巫女(みこ)さんです。袴(はかま)が大好きです。日本的な「和物」が昔から大好きで、温泉とか神社とか浴衣なんかも大好きです。わたしの講演やプレゼン資料のいずこかには、いつも巫女さんが隠れていて、それを見つけるのが一部の人たちの楽しみになっているらしいです(笑)。仕込んでいるネタがそのままメディアに掲載されたときは、それはもう歓喜の至りです。
Q65 ハードウェアベンダーに要望はありますか?
経済産業省でも業界団体主導でもよいので、ノートPCへのICカードリーダー搭載を義務化してください。決済の形が変われば、ネットサービスも、わたしたちの生活も、世界経済の形も、大きく進化してくれるはずだと確信しています。
Q66 いままで買ったもので一番高いものは?
Canon DM-XL2という業務用のビデオカメラです。中学校1年生のころから7年間かけてコツコツ貯めたお金で2006年の夏にようやく購入できました。購入をどうしようかと迷っているとき、たまたま母親に相談したところ、「お金はオヤジになっても貯めれるけど、今の感性は二度と戻ってこない。わたしなら買う」といわれて目が覚めて購入に踏み切りました。偉大な母親だと感謝しています。
Q67 はっきり言ってプログラマーはオタクが多いと思う?
逆です。意外とオタクが少なくて少しショックを受けています。ここでいうオタクは、アキバ系という意味ではなくて、生産的な意味でのオタクです。誰にも譲らない確固たる意思を持った孤高の存在というか(笑)。プログラミングをファッションのような感覚でやってる人って意外に多いですよね。
Q68 自分は何おたくだと思いますか?
純粋に技術オタクだと思います。消費者的な視点での広く浅い知識は自信がありませんが、プログラミングにしろアニメにしろゲームにしろ、技術的な側面からの話なら幾らでも話せる自信があります。あと、巫女マニア。
Q69 秋葉原と聞いてイメージするのは?
聖地。関東圏の方はアニメやゲームの舞台を「聖地巡礼」と呼んで訪問されていると聞きますが、地方の人間(オタク)は、秋葉原に行くことが「聖地巡礼」です。ですが、最近東京出張が多くなってきたので、喜びが薄れてきました。慣れとは恐ろしいものですね。
Q70 ゲーマーですか? ゲーマーなら、どんなゲームをよくやりますか?
ゲームはほとんどやりません。が、一度はハマると、とことんやり込むタイプです。最近面白かったのは「SIREN」シリーズです。ホラーや廃墟やオカルトが好きなので、最高に面白かったです。「零」は怖すぎてクリアできませんでした。「ひぐらし」も大好きです。
Q71 PS3は買いですか?
DVDアニメのハイビジョン用アップコンバータとしてなら(笑)。あ、でもグランツーリスモ5はやりたいなぁ。SIREN3が出たら思わず買ってしまいそうです。
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