OKI、通話もデータ通信も利用できるIPセントレックスを納入

OKIは、音声通話とデータ通信に対応したIPセントレックスを、ガーデンニング製品大手のタカショーへ納入した。

» 2008年01月15日 16時20分 公開
[ITmedia]

 OKIは1月15日、ガーデニング製品大手のタカショーにIPセントレックスシステムを納入したと発表した。内外線通話とPCデータ通信の混在運用に対応する。

 タカショーは、庭園資材の企画開発、販売を手掛ける。納入されたシステムは、IPテレフォニーサーバ「SS9100」を中核に、VoIP対応無線LANアクセスポイント(AP)「MWINS BR2102」、KDDIの無線LAN/携帯電話デュアル端末「E02SA」、IP多機能電話機などで構成される。

システム概要

 納入したシステムのうち、無線LANの部分ではMWINS BR2102を本社に30台設置し、E02SAを40台配備した。同APは、IEEE802.11a/b/gに対応しており、E02SAによる通話とノートPCなどによる無線データ通信の混在運用ができるのが特徴。また、一部のPC端末には音声アプリケーション「Com@WILL ソフトフォン」を採用し、取り次ぎ業務を効率化させた。

 タカショーでは今後、既存設備を利用しながら全国14カ所の支店や営業拠点でIPセントレックス化を進めていく計画。今回の納入では、システムインテグレーションをネットワンシステムズ、システム構築を沖ウィンテックがそれぞれ担当した。

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