愛知県立芸術大学、高校との遠隔授業をハイビジョン画質のシステムで実現

愛知県立芸術大学が愛知県立岩倉総合高校に、遠隔授業を提供するための双方向映像配信のインフラに、NTTレゾナントのハイビジョン画質を実現する映像サービスを採用した。美術作品や課題製作物を動画で配信しながら授業をする。

» 2008年12月09日 08時00分 公開
[ITmedia]

 愛知県立芸術大学は、愛知県立岩倉総合高校との遠隔講義システムに、NTTレゾナントの双方向映像コミュニケーションサービス「WarpVision HD」を採用した。2校を西日本電信電話の「フレッツ・光プレミアム」で接続し、教材となる絵画や彫刻を動画として双方向に配信する美術の授業に利用する。NTTレゾナントが12月8日に発表した。

 WarpVision HDは、フルHD(ハイビジョン)規格の高画質の映像と、CD並みのステレオ音質を持つ。愛知県立芸術大学が岩倉総合高の2、3年生を対象に実施する「高性能画質を通じて、色彩の輝きの基本を学ぶ」と題した授業で用いる。

 授業では、人だけでなく美術作品や課題としての製作物を双方向に映像で配信するため、画質が優れていること、講師や生徒にとって扱いやすいシステムであることが求められていたという。WarpVision HDでは、PCとデジタルハイビジョンビデオカメラ、書画カメラといった容易に調達できる周辺機器を活用できる。導入にあまりコストがかからず、誰でも操作しやすいシステムである点を評価して採用を決めたという。

 授業は12月8日に始まった。

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