IBMが、Google、Microsoft、Zohoなどが競合するSaaS市場に本格参入する。
米IBMは4月1日、エンタープライズコラボレーション向けクラウドサービススイート「LotusLive Engage」を発表した。4月7日から提供を開始する。
LotusLiveとは、IBMがパートナー企業のために用意し、パートナー各社がSaaSプラットフォームとして顧客に提供するミーティング、メッセージング、コラボレーションアプリケーションのブランド名。LotusLive Engageはその最初の製品となる。Web会議、インスタントメッセージング、ファイルのストレージおよび共有、グラフ作成、タスク管理などを組み合わせたサービス。
企業はLotusLive Engageを利用することで、顧客や仕入先などとセキュアなコミュニケーションを行うことができるという。料金体系はサブスクリプションモデルで、「競合製品と同程度」となる見込み。
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