Microsoftが企業向けクラウドサービス「Microsoft Business Productivity Online Suite」の販売で、HP傘下のITサービス大手EDSと提携した。
米Microsoftと米Hewlett-Packard(HP)傘下のEDSは4月27日、企業向けクラウドサービス「Microsoft Business Productivity Online Suite」(BPOS)の販売で提携を結んだと発表した。
BPOSはMicrosoftが自社のデータセンターでホスティングするクラウド型サービスで、Exchange、SharePoint、Office Communications、Office Live Meetingなどのオンライン版コラボレーションソフトウェアで構成されている。
EDSは同社のITアウトソーシングサービス「Workplace Services」にBPOSを統合して販売し、コンサルティングやユーザーサポートを担当する。HPはBPOSユーザーに対し、サーバやストレージなどのハードウェアを販売する計画だ。
MicrosoftとEDSは20年以上提携関係を持っており、昨年11月にはMicrosoftのCRMソフト「Dynamics CRM」の販売で契約している。HPは2008年5月にEDSを買収し、ブランドを残して同社の1部門とした。
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