Intel、サーバ向け8コア「Nehalem EX」を2009年下半期から生産へ「Xeon 5500番台」の上位製品

Intelが「Xeon 7400」の後継に当たるハイエンドサーバ向けの最上位製品の詳細を発表した。8個のコアを搭載し、16個のスレッドを同時に実行できる。

» 2009年05月27日 07時22分 公開
[ITmedia]

 米Intelは5月26日、ハイエンドシステム向けの8コアプロセッサ「Nehalem EX」(コードネーム)の詳細を発表した。Intelは「Xeon 7400」の後継に当たる同プロセッサを2009年下半期に生産開始し、搭載システムの登場は2010年初頭になるとしている。

 新プロセッサは、3月に発表した「Xeon 5500」と同様に電力制御ユニットと45ナノメートルプロセスのトランジスタ「Power Gate」を搭載。8個のコアを搭載し、16個のスレッドを同時に実行できる。キャッシュは24Mバイト。

 「Quick-Path Interconnect」技術でコアとメモリコントローラの接続性能を向上させることにより、Xeon 7400の9倍のメモリバンド幅を提供できるという。

 またCPUやメモリのエラーを探知して修正する「Machine Check Architecture (MCA) Recovery」技術を採用することで、RAS(信頼性、可用性、セキュリティ)機能を向上させたとしている。

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