「HP Photosmart Premium with TouchSmart Web」では4.33インチの液晶パネルにWebサイトを表示し、記事や地図、クーポンやチケットをそのままプリントアウトできる。
米Hewlett-Packard(HP)は6月22日、Webサイトに直接アクセスし、ページをプリントできるコンシューマー向けネットワークプリンタ「HP Photosmart Premium with TouchSmart Web」を発表した。この秋に米国で399ドルで発売の予定。
TouchSmart技術採用の4.33インチの液晶パネルを搭載した無線プリンタで、PCやデジカメ経由の通常の印刷のほか、プリンタにインストールした「HPアプリ」でWebサイトのページを直接表示し、地図や新聞記事、クーポン券、映画のチケットなどをプリントアウトできる。HPはGoogle、USA TODAY、DreamWorks Animationなどと提携しており、新プリンタにはこれら企業のHPアプリがプリインストールされている。
ユーザーはHPのオンラインサービス「HP Creative Studio」からHPアプリをダウンロードしてプリンタにインストールすることで、利用サイトを増やしていくことができる。また、HPは今年中にHPアプリ開発用APIの公開を予定しており、開発者は独自のHPアプリを提供できるようになる。
USB 2.0、802.11 b/g/n、Bluetooth対応で、WindowsとMacに対応。Windows 7にも対応する。出力サイズは4×6インチ(約10×15センチ)で、出力スピードは1枚当たり約18秒。スキャン、ファクス機能も備える。サイズは46×49×20センチで重量は7.5グラム。
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