高速化と安定性の向上に加え、タブのサムネイル表示などのUIにも多数の改良が加えられたが、PCにサーバ/クライアント機能を持たせる「Opera Unite」機能の追加は見送られた。
Opera Softwareは8月13日、次期Webブラウザ「Opera 10」のβ3をリリースした。安定性と性能を向上させ、ブラウザ高速化技術「Opera Turbo」の改良でさらに高速にしたという。Windows、Mac、Linux版をOperaのサイトから無料でダウンロードできる。
β2からの改良点は、ビジュアルタブの配置をウィンドウの左右で選べるようになったこと、タブバーのドラッグでタブのサムネイル表示サイズを変更できるようになったり未読のタブに青い印が付くといったイメージタブの状態表示の改善、新規タブに表示されるスピードダイヤルの数を設定できるようになったことなど。また英語のほか38カ国語版が用意された。
なお、同社が6月に発表したサーバ/クライアント機能「Opera Unite」はまだαバージョンのため、今回のリリースでは採用されていない。
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