データセンターのネットワーク問題など複数の要因によってアドレス帳の負荷が高まり、それがGmailに影響したとGoogleは説明している。
米Googleは9月25日、24日にGmailで発生したサービス障害は、アドレス帳機能が原因だったと報告した。
同社によると、24日に約3時間にわたって、Google AppsユーザーがGmailからアドレス帳にアクセスできなくなる問題が発生した。またGmailにアクセスできなくなる、あるいはアクセスが非常に遅くなる問題や、Google Talkにアクセスできなくなる問題も起きた。
調査の結果、この問題の原因はアドレス帳機能にあったことが分かったという。データセンターのネットワーク問題、アドレス帳の利用が多かったこと、Gmailのアップデートの際のミスという複数の要因によってアドレス帳の負荷が高まり、パフォーマンスが低下し、それがGmailに影響したと説明している。
Googleは対策としてアドレス帳機能のキャパシティを増強したとし、影響を受けたGoogle Apps顧客にあらためて謝罪している。
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