韓国のセキュリティ企業AhnLabは都内にセキュリティ監視センターを開設し、国内企業向けにサービスを始めた。住商情報システムズやネットワールドとも協業する。
韓国のセキュリティ企業AhnLabsは10月14日、企業向けのネットワークセキュリティ監視サービス「アンラボマネージドセキュリティサービス(AMSS)」を開始した。データセンターや中堅、中小企業などでの利用を見込む。
同サービスは、今年7月に表明した「アンラボ トータルマネジメントセキュリティサービス(TMSS)」の名称を変更したもので、このほど都内に開設したセキュリティ監視センター(SOC)の運用開始に合わせて正式に開始した。
同社では、24時間体制でユーザー企業のネットワークを監視するSOC、インシデント発生時に復旧作業などを行う「SWATチーム」、マルウェア対策のシグネチャの開発と提供を担当する「ASEC」を組織し、3つの組織が連係することで高度なセキュリティ対策サービスを提供できるとしている。
サービス提供と併せて住商情報システムやネットワールドと協業し、データセンターや中堅、中小企業へ同サービスを提供する予定。オンラインゲーム運営企業には同社が直接販売で対応する。
利用想定価格は、ファイアウォール監視サービスが月額2万4000円から、IDS/IPS(不正侵入検知/防御)監視サービスが同4万8000円からなどとなっている。
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