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» 2009年12月11日 08時00分 公開

モニタにまつわるエトセトラ悲しき女子ヘルプデスク物語(2/2 ページ)

[鐙貴絵,ITmedia]
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さよなら、我が家の風物詩

 ぼんやりとした画面といえば2年ほど前のことだろうか。友人が朝から携帯にメールしてきた事件がある。

 朝の出社時、通勤途中で受け取ったメールには、たった一言だけ書かれていた。

 「PC踏んで、液晶割れた」

 ……なんですと?

 詳しい話を聞いてみる。前の日の晩、とても眠くて1秒でも早く寝ようと枕元でノートPCを使っていたらしい。で、その日のうちにやっておかなければならないことをひと通り終えた後、そのままノートPCを閉じて枕元において寝たらしい(友人はベッドではなく、布団で寝ているのだ)。

 翌日、枕元にノートPCを置いていたことをすっかり忘れていた友人は目覚めて布団から出たとたん、見事にそれを踏んでしまったというのだ。後日見せてもらった「踏まれたノートPC」は、それはそれは見るも無残な姿になっていた。しかし本体のほうはマトモらしく、外部ディスプレイをつけるとちゃんと動いていることが確認できる。そうか、ノートPCって(液晶部分以外は)結構タフなんだな……。

 この後友人は、大手オークションサイトで同じ型のPCの液晶部分だけ(上半身、というらしい)を落札して修理をしたのだった。オークションでノートPCやゲーム機などを部品単位で落札して、それを組み合わせて動くモノを作り上げるのは、よくやる技なんだそうだ(ニコイチ、というらしい)。別の友人はノートPCのバックライトが壊れてしまったので同じ方法で修理したこともある。

 さて、10年ほど使い続けてきた私のナナオ製ディスプレイ。昨年の春ごろになって調子が悪くなりとうとう壊れてしまった。まあ、体重5キロの猫が、寝床にしていたのだから仕方ないのかも。いくらPCの本体が元気でも、ディスプレイがなければ何もできない。お財布と相談しながら液晶ディスプレイを購入した。

 ナナオ製のディスプレイを片付けるのは忍びなかった。わたしのPCライフを、共に歩んできた「戦友」のような気がしているからだ(ちょっとおおげさ)。しかしノスタルジーに浸っていてはPCが使えない。ため息を1つつき、購入したばかりの液晶ディスプレイを設置した。ところが、実際に液晶ディスプレイを設置してみると机の上がとても広くなって、思わず感動してしまった。さすが液晶! さっきのノスタルジックな気分はどこへやら。そして液晶ディスプレイの電源を入れてその画質にまた感動。いくらナナオ製の高級ディスプレイとはいえ、経年劣化によってフォーカスが甘くなっていたようだ。

 しかし、液晶ディスプレイになったことで我が家の風物詩が1つ消えた。暖かいディスプレイの上で寝る猫の姿は、もう見られない――。

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