Facebookがコンテンツの投稿ごと、プロフィールの項目ごとに公開範囲を設定できる新たなプライバシー設定を導入した。
大手SNSのFacebookは12月9日、新しいプライバシー設定を導入した。投稿するコンテンツごとに、公開する相手を決められるようになっている。
今回の変更により、ユーザーはコンテンツを投稿するたびに、その公開範囲を「友達」「友達の友達」「すべてのユーザー」「カスタマイズ」から選択できるようになる。すべてのユーザーを選択した場合、投稿がインターネット全体に公開される。カスタマイズを選ぶと、家族だけ、特定の友人だけといったようにコンテンツを見せる相手をより細かく設定できる。
生年月日や出身地といったプロフィールの各項目も公開範囲を個別に設定できるようになった。例えば出身地や学校名はすべてのユーザーに公開して、電話番号は友人だけに公開するといった設定も可能だ。ただしFacebookは、ユーザーが知り合いを見つけられるように、名前、プロフィールの写真、性別、現在地など一部の情報は常にすべてのユーザーに公開するとしている。これに対し、一部のユーザーからは公開したくない情報が公開されるとして不満の声も上がっている。
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