富士通は、PCやサーバ、プリンタなどのICT機器の提供やシンクライアント環境の構築、サポート、IT資産管理、運用業務支援などをワンストップで提供する「ワークプレイス-LCMサービス」を始める。
富士通は12月28日、オフィス内のICT環境の導入から運用支援までをワンストップで提供する「ワークプレイス-LCMサービス」を2010年1月4日から始めると発表した。
新サービスは、PCやサーバ、複合機、プリンタなどの機器の導入や、仮想デスクトップの導入・運用、IT資産管理、サポートデスク、サービスレベルや変更などの管理といったオフィス内のICT環境のライフサイクルに関わる業務を同社が受託して支援するもの。
同社によると、近年は企業でのワークスタイルの変化、また、経営の意思決定の迅速化といったニーズの高まりから、オフィスの内外で効率的に業務ができる環境が求められている。しかし、企業の情報システム部門ではこうした環境の実現に必要な機器の導入、運用作業、セキュリティの確保などが複雑であり、コストや業務の負担が高まっているという。
新サービスは、同社がデータセンター基盤を活用してICT環境のライフサイクルに応じたさまざまな情報システム関連業務を受託することにより、ユーザー企業が少ないコストで柔軟性の高いシステムを利用できるようにするのが狙い。月額料金で利用できるのが特徴で、例えば仮想デスクトップサービスでは、仮想PC1000台利用の場合でPC1台当たり月額5000円となる。
同社は今後3年間で400社の利用と2000億円の売り上げを見込んでいる。
メニュー | 概要 |
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ワークプレイスインフラサービス | エンドユーザー環境に必要となるインフラ(PC、シンクライアント、複合機、ソフトなど)を月額料金で提供 |
仮想デスクトップサービス | クライアント仮想化環境を短期間で導入し、クラウド基盤から各種ソフトを提供 |
サービスデスクサービス | ICT利用に関するエンドユーザーからの問い合わせや対応依頼の総合受付窓口を提供 |
デスクトップマネージドサービス | PCやプリンタ、複合機などのトラブル対応、資産管理、増移設対応などエンドユーザー環境の最適化をサポート |
マネージドプリントサービス | オフィス環境に設置されたプリンタ、複合機をライフサイクルでサポート |
コラボレーションサービス | メール、ユニファイドコミュニケーションなど業務効率化・生産性向上に貢献するサービス群を提供 |
サービスマネジメント | 日々のサービスレベル管理や変更管理、問題管理を通じて、顧客の責任者や管理者とパートナーシップを構築する |
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