Microsoftが、フラッシュドライブ向けの大容量ファイルシステム「exFAT」のライセンスをパナソニックに供与する。
米Microsoftは2月25日、パナソニックに同社のファイルシステム技術「Extended File Allocation Table(exFAT)」のライセンスを供与することで合意したと発表した。
exFATはFATの後継システムとしてフラッシュドライブでの利用を前提に策定されたファイルシステムで、ファイルサイズ制限は約160億Gバイト。SDメモリーカードの上位規格「SDXC」にも採用されている。大容量ファイルを扱えるだけでなく、PCと家電製品間でのデータ移動を容易にするという。
パナソニックはexFATとともに、FAT32のロングファイルネームに関するライセンスも取得した。
exFATのライセンスはパナソニックのほか、三洋電機やオリンパスなどが取得している。
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