GoogleブランドのAndroid携帯「Nexus One」のAT&T版の発表に続き、Sprintの契約付き版が正式に発表された。GoogleはVerizonへの対応も発表しており、これでT-Mobileを含む米国の4大キャリアに対応することになる。
米Sprint Nextelは3月17日、米Googleのブランド携帯「Nexus One」のSprintの3Gネットワークサポート版が計画中であると発表した。価格や発売日は間もなく発表する予定だ。
Sprintは3億700万人の加入者を擁し、米Verizon、米AT&Tに次ぐ米国3番手のキャリア。同社によると、Sprintの3Gネットワークは、AT&Tの2倍、T-Mobileの10倍の領域をカバーしているという。同社はAndroid端末としては韓国のSamsung製「Moment」と台湾のHTC製「Hero」を販売している。
Sprint版Nexus OneはGoogleのオンラインストアでのみ販売される。詳細はまだ明らかになっていないが、SIMロックフリー端末のみを扱うAT&T版とは異なり、Sprintのサービスプラン込みでの販売になるようだ。
GoogleはNexus Oneの発表時にT-Mobile対応版を発売しており、その時点でVerizon対応の計画を発表している。16日のAT&T版発表と今回のSprintの参加で、米国の4大携帯キャリアに対応することになる。
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