Microsoftは、検索サービスユーザー拡大と提携小売店の売り上げ増を目的に2年前に開始したキャッシュバックプログラムを、期待したほどの普及がみられなかったとして7月末に終了する。
米Microsoftは6月4日(現地時間)、Bingのキャッシュバックプログラムを7月30日に終了すると発表した。終了の理由は、2年間実施してみて期待したほどの普及がみられなかったためとしている。
Microsoftは2008年5月、Bingの前身である「Live Search」の利用拡大と提携小売店の売り上げ増を目的にこのプログラムを立ち上げた。専用サイト経由で商品を検索、購入した消費者に対してキャッシュバックするというもので、Circuit City、eBay、Barnes & Noble.com、Searsなどのオンライン小売店が参加している。
同社は、キャッシュバックプログラムは終了するが、小売企業と広告主向けの新たなサービスをこの夏に発表する計画という。
ユーザーがこれまでに取得しているキャッシュバックの権利は2011年7月30日まで換金が可能。サポートも同日まで有効だ。
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