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» 2010年10月18日 08時10分 公開

Windows Phone 7はAndroidの強力なライバルに?

今のところ、テクノロジーブロガーの間ではWindows Phone 7の評判はいいようだ。Androidに勝てるという意見も見られる。2011年には、Microsoftがモバイル市場で復活を遂げるかもしれない。

[Clint Boulton,eWEEK]
eWEEK

 Windows Phone 7が姿を現した――少なくとも、モバイル業界観測筋は同OSを載せたデバイスを目にした。彼らは、興奮に沸いたとまではいかないが、同OSにおおむね好印象を持った。

 Microsoftにとってはいいことで、Googleにとっては困ったことだ。既に多くのブロガーが、Windows Phone 7がいかにしてAndroidを倒すかについて意見を述べている。

 見方はいろいろだ。WIREDは、Microsoftの品質管理における評判の高さ――こうした評判は既に明らかではあるが――を挙げている。GigaOMは、優れたアプリ、ユーザーエクスペリエンス、ゲーム機能など、Windows Phone 7がAndroidをしのぐであろう5つの点を挙げている。

 Microsoftのスマートフォン市場における復活がどうなるかをめぐるテクノロジーブロガーの予測に皆さんが喜んでいるか、悩んでいるかはさておいて、これだけは覚えていてほしい。Androidはわずかな期間にiPhoneを追い上げたわけではない、ということを。

 WindowsがAndroidプラットフォームから大きくシェアを奪うかどうか分かるまで数カ月はかかるだろう。だから、今年の年末商戦の直後にWindows Phone 7がAndroidを追い越すとは思わないことだ。

 Androidは2年でスマートフォン市場において約20%のシェアを得るに至った。2008年に登場したT-Mobileの不出来な端末(ださいG1)、2009年に登場した平凡な端末(改良はされたが、iPhoneクラスには及ばないmyTouch 3G)を経てそこまで至った。

 Verizon WirelessのDROIDシリーズのおかげで、2010年はAndroidの年になった。iPhone 4の評判――予想通りにいい出来だが、Androidの侵攻を覆すほどではない――を見たところでは、今年はAndroidの年であり続けるだろう。

 これまでの好意的な評価を考えると、Windows Phone 7はMicrosoftが2011年に勢いを取り戻すのに貢献するかもしれないと直感的に感じている。もしかしたら市場シェアを15%くらいにまで伸ばすかもしれない(comScoreの最新の調査では、Windows Mobileのシェアは10.8%だ)。

 AndroidがiPhoneとRIMからシェアをかじり取ったように、Windows Phone 7はAndroidからシェアを削り取るかもしれない。

 喜ばしいことだ。Android端末・ソフトのメーカーは新しい強力なライバルに駆り立てられて努力し、エコシステム全体がよくなるだろう。まずはAndroid Marketの乱雑さと、同ストアの決済手段の少なさが改善されることを願う。

 だが浮かれるのはやめておこう。Windows Phone 7はまだ市場に出てきていないし、Microsoftとそのパートナーはうまくやらなければならない。この先には障害もあるだろうが、Microsoftはこれまでオープンソースの新興勢力に対してしてきたように、2011年もその後も、Androidをちょっとばかり押しのけて進むだろう。

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