ネットワーク経由で統合コミュニケーションサービスを提供 富士通

富士通が電話やメッセージングなどの機能を統合したコミュニケーションサービスを販売開始した。

» 2010年10月19日 12時01分 公開
[ITmedia]

 富士通はこのたび、電話やWeb会議などのツールを統合したユニファイドコミュニケーション(UC)システム環境をデータセンターからネットワーク経由で提供する「統合コミュニケーションサービス」の販売を開始した。

 同サービスは、電話やメール、メッセージング、テレビ会議、Web会議といった機能を持つUCシステムを富士通のデータセンター内に構築し、それをネットワーク経由で提供するというもの。ユーザーは自社でシステムの設備投資や運用、管理することなくこれらのコミュニケーション機能を利用できるため、従来と比べてトータルコストを2割削減できるという。UCシステムはシスコシステムズの製品群をベースとしている。

 価格は、IP電話を500内線利用した場合、1内線当たり月額1800円から(IP電話機のレンタル費を含む)。富士通は今後3年間で導入企業300社、40万回線を販売目標としている。

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