チャイナテレコム、サイボウズなど国内ソフト4社の製品をSaaSで販売

中国市場での売り上げ拡大に向けて、国内のソフトウェア企業がチャイナテレコムと製品販売で提携する。

» 2011年01月19日 12時21分 公開
[伏見学,ITmedia]

 ウイングアーク テクノロジーズ、サイボウズ、エイジア、WEICは1月19日、各社のソフトウェア製品が中国・チャイナテレコムのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)ソリューションサービスとして認定されたことを発表した。同製品はチャイナテレコムの顧客170万社に提供される予定だ。

 採用されたのは、ウイングアークの帳票システム「SVF」およびBI製品「Dr.Sum EA」、サイボウズのグループウェア製品「Cybozu Benko System」、エイジアのメール配信システム「WEB CAS e-mail」、WEICのeラーニングシステム「超速日本語」。チャイナテレコムはこれらの製品をSaaSとして、まずは四川省の企業に販売し、その後、中国全土で170万社に上る顧客企業への提供を計画する。

 このたび製品が認定された各社は日本のソフトウェア企業による団体「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJS)」に参画している。MIJSは、中国内陸部への進出を皮切りに、上海、北京などの中国主要都市、さらには中国全土での市場シェア拡大を狙う。

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