スマホの出荷数は1年で5割増、携帯市場での出荷比率は72.1%に――IDC調査

2012年第3四半期の国内携帯電話/スマートフォン市場では、スマートフォンの出荷数が市場全体の72.1%に達したという。

» 2012年12月20日 18時51分 公開
[ITmedia]

 IT調査会社のIDC Japanは12月19日、2012年第3四半期(7〜9月)の国内携帯電話/スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。スマートフォンの出荷数は前年同期比50.2%増の797万台で、携帯電話市場全体に占めるスマートフォンの出荷比率は72.1%に達したという。

 スマートフォンを含む携帯電話全体の出荷数は前年同期比6.0%増の1104万台と、2四半期ぶりにプラス成長を記録。スマートフォンの出荷数が大幅に拡大したほか、シニア向け携帯電話などスマートフォン以外の出荷数も堅調に推移したという。

 スマートフォンのメーカー別シェアは、9月に「iPhone 5」を発売した米Appleが4四半期連続で首位に。2位には「Arrows」シリーズや「らくらくホン」シリーズを手がける富士通、3位に「AQUOS」シリーズなどを手がけるシャープがランクインした。

photo 2012年第3四半期 国内スマートフォン出荷台数ベンダー別シェア(出典:IDC Japan)

 スマートフォンを含む携帯電話全体でのメーカー別シェアは、富士通がAppleを抜いて2四半期ぶりに首位に。以下、2位Apple、3位シャープ、4位ソニー、5位に韓国Samsung Electronicsと続いた。

photo 2012年第3四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別シェア(出典:IDC Japan)

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