京都大学は、サーバ128台を仮想化してプライベートクラウド環境を構築した。
京都大学は、汎用サーバシステムの事業継続性強化とICT投資の最適化を目的に、サーバ128台を仮想化して学内にプライベートクラウド環境を構築した。システムを提供した富士通が1月10日に発表した。
同クラウド環境は、富士通のマルチノードサーバ「PRIMERGY CX400 S1」および「PRIMERGY CX250 S1」の計128台で構築しており、この構成で400台以上の仮想サーバ設定が可能。BCPサイトは富士通の東日本地区データセンター内に構築、運用していく予定だ。
これにより、被災時や関西地区の停電時にもホームページサーバなど基幹サービスの運用が可能となるほか、学内で個別に運用している汎用のサーバを集約していくことでサーバ運用管理の効率化と教職員や研究者の利便性も向上できるという。
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