デル、トップオブラック型LAN/SANスイッチの新製品などを発表

デルは、SDNを実現するファブリックソリューションと次世代管理ソフトウェア、および高密度モジュール型スイッチの新製品を発表した。

» 2013年06月11日 17時26分 公開
[ITmedia]

 デルは6月11日、OpenFlowをサポートしてSDNを実現するとしたファブリックソリューション「Dell Active Fabric」と次世代管理ソフトウェア「Dell Active Fabric Manager」、データセンター向け高密度モジュール型スイッチの新製品「Dell Networking S5000」を発表した。

 Dell Active Fabricは、仮想化データセンターやプライベートクラウドで急増している水平(East-West)トラフィックに柔軟に適合する、フラットな高速“any-to-any”マルチパス・ネットワーク・アーキテクチャを実現する。Active Fabricは、ハイパースケールに対応し、迅速かつ容易な展開が可能な10GbEまたは40GbEスイッチを使用して、従来のデータセンターネットワークアーキテクチャの次世代データセンターへの移行を加速する。

 一方、Dell Active Fabric Managerは、グラフィカルなユーザーインタフェースで、プラニング、コンフィグレーション、管理、モニタリングをひとつの画面に表示でき、設計ならびに展開にかかる時間を削減する。主な機能として、直感的なグラフィックインタフェースのデザインウィザード、自動プロビジョニング/検証/設定、容易な統合・役割ベースのアクセスがある。

Dell Networking S5000

 またDell Networking S5000は、ファイバーチャネルおよびファイバチャネル・オーバーイーサネット機能を備えた1Uサイズのトップオブラック型LAN/SANスイッチ。高密度のLANとSANの融合、ビジネス成長に併せてスケーリングが可能なモジュール型、機能豊富なストレージネットワーク、最大の投資保護を提供する将来に備えた設計、容易な統合と相互運用を主な機能としている。

 Dell Active FabricおよびDell Active Fabric Managerは、無償提供される。Dell Networking S5000は2013年7月発売予定で、最小モデル構成価格229円8900円(税別、送料別)から。

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