日本IBM、Flex Systemを強化するハードとソフトを一斉発売

「IBM i」のライセンス体系も利用可能なコンピュータノードやネットワーク、管理ソフトウェアを提供する。

» 2013年08月07日 12時32分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは8月6日、「IBM Flex System」を強化するコンピュータノードやネットワーク、管理ソフトウェアの新製品および機能強化版製品を発売した。9月10日から順次出荷を開始する。

 新発売したのは、コンピュータノード関連製品の「IBM Flex System p460」「IBM Flex System p270」「IBM Flex System PCI拡張ノード」、ネットワーク製品の「IBM Flex System Fabric SI4093 System Interconnect」「IBM Flex System Fabric EN4093R」「IBM Flex System EN6131 40Gb Ethernet スイッチ/アダプタ」、管理ソフトウェア製品の「IBM Flex System Manager v1.3」となる。

 p260はIBM iユーザーが86サーバやストレージなどをFlex Systemに統合するのを支援する製品といい、プロセッサには最新の「POWER7+ 4.0GHz(最大4コア)」を搭載。エントリーモデル向けIBM iライセンス体系が利用できる。税別価格は141万5600円(4.0GHz メモリー8Gバイト)となっている。x222では1台のサーバ筐体に2ノードのサーバマザーボードを収納でき、1シャーシでは最大28ノードを集約できる。税別価格は62万2300円からとなる。

 ネットワーク製品のSI4093 System Interconnectは最大58ポートを搭載し、利用規模の拡大に柔軟に対応していける点が特徴。EN4093RではIBM Networking OSを適用することで、OpenFlowに対応する。管理ソフトウェアでは最大16シャーシもしくは最大5000のエンドポイント(管理対象)まで、仮想/物理リソースを管理できるように機能拡張している。

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