ドコモ海外利用アプリに脆弱性、Wi-Fi接続で情報漏えいの恐れ

Wi-Fiアクセスポイントへの接続処理の際に、第三者にユーザー情報を盗み取られてしまう可能性があります。

» 2013年08月07日 15時06分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構とJPCERT コーディネーションセンターは8月7日、NTTドコモのAndroid向けアプリに「ドコモ海外利用アプリ」に脆弱性が確認されたと発表した。ユーザー情報が意図せずに送信されてしまう恐れがある。

 脆弱性はWi-Fiアクセスポイントへの接続処理に起因するもので、アプリのVer2.0.0からVer2.0.4までに存在する。ユーザーによるWi-Fiアクセスポイントへの接続処理の際に、不正行為を行う第三者によってユーザーの情報が取得される可能性があるという。

 NTTドコモは2012年12月10日に対処を完了。現在Google Playで公開しているアプリでは脆弱性が解決されており、ユーザーにアップデートを呼びかけている。

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