「FUJITSU Server PRIMERGY」の2WAYサーバ7モデルおよび1WAYサーバ1モデルの計8モデルを発表した。
富士通は9月11日、PCサーバ「PRIMERGY」の新製品8モデルを発売した。同日にインテルが発表した新CPU「インテル Xeon プロセッサー E5-2600v2 製品ファミリー」などを搭載している。
新製品は、2WAYサーバが1Uサイズの「PRIMERGY RX200 S8」など7モデル、1WAYサーバがタワー型/ラック型サーバ「PRIMERGY TX140 S2」となる。2WAYサーバでは新CPUにより、性能を従来比で最大約50%向上させ、4〜12コアまでユーザーがニーズに応じて最適なCPUを選択できる。メモリは現行機比で2倍の最大1.5テラバイトまで拡張可能。ハイパフォーマンスコンピューティングに適した「DDR3 1866 Registered DIMM」にも対応する。
PRIMERGY TX140 S2では「インテル Xeon プロセッサー E3-1200v3 製品ファミリー」やデュアルコアの「インテル Core i3-4330 プロセッサー」「インテル Pentium プロセッサー G3420」を選択でき、現行機比で約19%の省スペース化を実現した。
また、リモートマネジメントコントローラの新版「iRMC S4」を標準搭載し、CPUやメモリ、筐体内温度に加え、HDD温度やRAIDステータスまでも監視できるようになった。電力使用量の履歴採取可能期間も1年から5年に拡張され、前年比の電力実績を元にした運用計画の立案に役立つとしている。
各モデルは9月下旬から順次提供が開始される。
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