ネット決済の不正取引を検知、NTTデータが新サービス

NTTデータは、オンライン決済の不正利用を検知するクラウドサービスをEC事業者向けに提供する。

» 2013年12月05日 16時18分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは12月5日、インターネット決済での不正取引を検知するクラウドサービス「不正検知サービス」を、2014年4月からECサイト事業者向けに提供すると発表した。

 新サービスは、米41st Parameterが開発した端末情報識別技術やNTTデータの不正取引検出のルールエンジンを組み合わせ、判定結果をECサイト事業者に通知する。ECサイト事業者は判定結果を踏まえて取引の可否を判断し、エンドユーザーに取引の可否を通知する。

サービスイメージ

 これによりEC事業者は、不正取引による被害金の負担を最小限に抑えられ、効果的にビジネスを拡大していけるという。NTTデータは、オンライントランザクションサービス「CAFIS」でのトランザクション処理にも今回のサービスを活用していく計画。不正取引を防止する環境整備に取り組むとしている。

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