キヤノンソフトはWeb会議システム「IC3」のiPad用アプリをリリースする。簡単操作が特徴だという。
キヤノンソフトウェアは5月12日、Web会議システム「IC3(アイシーキューブ)」のiPad用アプリを14日から提供すると発表した。AppStoreから無償ダウンロードできる。
新アプリは、タップやフリック操作で画面の切り替えや拡大・縮小、カメラやマイクなどのオン・オフ操作が可能。映像や音声と同じ画面でPCから参加しているユーザーのプレゼンテーションやアプリケーションの画面を共有することもできる。
同社ではこれまでiPhoneでも利用可能なiOS版アプリとして提供していたが、画面の切り替えでは数段階の手順を踏む必要があり、画面が小さい端末では視認性にも難があった。新アプリではこうした点が大幅に改善されている。
IC3は2005年から提供する製品で、専用サーバによるオンプレミス型とクラウドサービス型で提供。オンプレミス型では最大同時60接続まで対応し、443ポートだけを使用することから運用管理やセキュリティ対策の手間も少ないとしている。
同社では建設業や製造業、金融業、サービス業などを中心に販売し、2015年に関連製品を含め5億円の売上を見込む。
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