Tさんが気にしているのは、大型アップデートの頻度でした。マイクロソフトでは年2回の大型アップデートを予定しています。
「この間Creators Updateがあったばかりなのに、もうFall Creators Update? 次々に出し過ぎでは? という思いもありますが、そうも言っていられません。OSの変化に柔軟に対応していく姿勢こそ重要で、そのためにも情報収集が大事。こういうイベントに参加することも必要だと思いました」と、Windows 10の移行に対する意気込みを話しました。
最後にTさんが参加者に呼びかけたのは、「Windows Updateってなんですぐに壊れるの?」という問いかけ。アップデート中に意味不明のエラーが表示されて進まなくなる、指示通りに進めたのに、アップデートされない現象がどうして起こるのかと困っていました。
会場からも、「何が起こるのか予想できないので、アップデートが怖い」という同意の声が挙がりました。中には、「シャットダウンして再起動するのに時間がかかりすぎ、現場からクレームが来る」という意見も。アイティメディアの情シスであるイシノも「HDDモデルのPCはアップデートの際の再起動に30分から1時間かかってしまうことも。そのため、SSDに変えました」とコメントしていました。
イベント初参加だったにもかかわらず、果敢にライトニングトークに挑戦したTさん。その奮闘ぶりは多くの来場者の心をつかんだに違いありません。
続いてのライトニングトークのタイトルは「Windows 10へのアップグレード移行を諦めた52の理由」。「え、それここ(MS本社)で話して大丈夫なの?」と司会もビビらせたライトニングトークの内容は後編でご紹介します。お楽しみに!(後編に続く)
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Windows 10 Fall Creators Updateの影響を考えるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.