Bose、Amazon Alexa搭載スマートスピーカーとサウンドバー発売へ

Boseが、音声アシスタント「Amazon Alexa」搭載のスマートスピーカーとサウンドバーを10月に発売する。Alexa以外の音声アシスタントとAppleの「AirPlay 2」にも対応する見込みだ。サウンドバーは「Sonos Beam」よりも100ドル以上高い。

» 2018年08月29日 08時43分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Boseは8月28日(現地時間)、米Amazon.comの音声アシスタント「Alexa」を搭載するホームスピーカーとサウンドバーを発表した。10月に発売の見込み。他の音声アシスタントも搭載予定であり、米Appleの「AirPlay 2」には2019年初旬に対応する計画だ。

 bose 1

 無線スマートスピーカーの「Home Speaker 500」は、シームレスなアルミ筐体で、サイズは高さ20×幅15×奥行き10センチ(インチからの換算)。色は黒と白の2色。前面の小さな液晶ディスプレイはタッチスクリーンではなく、ストリーミング中の楽曲のアルバムジャケットが表示される。

 bose 2 Home Speaker 500

 天面に多数のボタンが付いている。中央はボリュームと先送りボタン、その左右に音声アシスタントの無効ボタンとBluetoothボタンがある。手前の1から6までの番号ボタンは、お気に入りのプレイリストやラジオ局をプリセットするためのものだ。リモコンやモバイルアプリでも制御できる。

 bose 3 Home Speaker 500の天面

 価格は399.95ドル(約4万4000円)で、オンラインおよび直営店で販売の予定だ。

 サウンドバーの「Soundbar 700」と「Soundbar 500」もAlexaをサポートする。Soundbar 700は約5×10×97センチで価格は799.95ドル、Soundbar 500は約約4×10×79センチで価格は549.95ドル。

 bose 3 Soundbar 700

 HDMI ARCをサポートし、部屋の環境に合わせて音響を自動最適化するBoseの「ADAPTiQ」技術を採用した。無線モジュールで他の製品と接続することで5.1サラウンドを構築できるとしている。

 6月には米SonosがAlexa搭載でAirPlay 2サポートのサウンドバー「Sonos Beam」を399ドルで発表した。

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