「政府が作ったSaaS」で行政をデジタル化 内閣官房IT総合戦略室の狙いとはITmedia DX Summit 2020年春・ITサービス編(3/3 ページ)

» 2020年04月23日 07時00分 公開
[指田昌夫ITmedia]
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2030年の行政サービスを見据えたクラウド利用の指針とは?

 IT総合戦略室では、現在求められているクラウドによるコスト削減やガバナンス、セキュリティの強化を進めながら、今後のクラウドサービスに求められるアーキテクチャや将来像についても検討している。まだ詳細は固まっていないが、政府が重点プロジェクトを指定し、そのプロジェクト管理を内閣官房中心で行うことで、将来の政府ITのグランドデザインを描こうとしている。

 「われわれは2030年の行政サービスのあり方とITの利用の仕方を想定し、政府情報システムの方向性を提案しようとしている」(満塩氏)

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