札幌市、基幹システムの基盤にExadataを採用

新たな基幹系情報システムの共通基盤として札幌市はオラクルのデータベースマシンを採用した。

» 2012年10月17日 11時52分 公開
[ITmedia]

 北海道札幌市は基幹系情報システムを刷新し、その共通基盤としてデータベースマシン「Oracle Exadata」を導入した。日本オラクルが10月17日に発表した。

 札幌市は、市民サービスの根幹となる住記、税務、介護、国保、保険福祉を支える従来システムのブラックボックス化や特定業者との随意契約を見直すとともに、市が主導で開発、管理することを目指し、2010年からシステムの再構築を開始。2011年9月に共通基盤としてExadataを採用し、2012年7月に住民記録システムを稼働した。

 新基幹系情報システムの共通基盤に関するインフラ構築は3カ月で完了し、汎用機で稼働していた住民記録システムをスムーズに移行したとしている。システムのオープン化によってハードウェアの調達コストを軽減したという。

 今後、札幌市では、税務、介護、国保システムのオープン化を順次進める予定だ。

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