ついにスーパーコンピュータ「富岳」が完成 学術や産業分野向けに共用を開始

スーパーコンピュータ「富岳」が2021年3月9日に完成する見込みだ。理研とRISTは、富岳を広く学術や産業分野向けに共用を開始する。RISTは、富岳の利用拡大に向けた課題を随時募集している。

» 2021年03月09日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 理化学研究所(以下、理研)と高度情報科学技術研究機構(以下、RIST)、富士通は2021年3月8日、スーパーコンピュータ「富岳」が同年3月9日に完成する見込みだと発表した。理研とRISTは、富岳を広く学術や産業分野向けに共用を開始する。

 富岳は、スーパーコンピュータ「京」の後継機で、文部科学省が推進する革新的ハイパフォーマンスコンピューティングインフラ(HPCI)の中核システムとして、開発や整備を進めてきた。

スーパーコンピュータ「富岳」(出典:理研、RIST、富士通)

「総合力で世界最高レベル」の性能 今後期待される富岳の利用シーンとは

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