量子コンピューティングへの投資、今後2年で倍増へ 世界の企業が投資を急ぐ理由とは――IDC予測

IDCによると、世界の量子コンピューティング技術への投資は今後2年間で2倍以上に増加する見通しで、同技術に関心のある企業の6割強が2年以内に検証を開始するという。「企業は量子コンピューティングにすぐに着手すべき」とする理由とは?

» 2021年08月05日 10時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年8月3日、量子コンピューティング技術に投資し、導入検証を進める企業が世界的に増加しているとの調査結果を発表した。

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量子コンピューティングへの投資は2年で倍増、その要因は

 2021年初頭に実施したIDCのグローバル調査の結果によると、量子コンピューティングへの投資は今後24カ月間で増加する見通しだ。この技術に年間IT予算の17%以上を投入する企業は、2021年の7%から、2023年には19%に増加すると予測している。

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