富士通は、国内グループ会社74社を含む全従業員約7万人が利用する間接費管理基盤としてSAP Concurソリューションを導入する。間接業務の効率化とデータドリブン経営を実現する他、企業文化の変革も進める。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
コンカーは2021年12月1日、富士通がグループ全体の間接費管理基盤として、「SAP Concur」ソリューションを採用したと発表した。
富士通は、デジタル時代の競争力強化に向け、製品やサービス、ビジネスモデルに加え、業務プロセスや組織、企業カルチャーを変革する全社DX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクト「Fujitsu Transformation(フジトラ)」を推進している。
今回、その一環として、国内グループ会社74社の全従業員が関わる間接業務領域のDX推進を目的に、経費精算、管理クラウド「Concur Expense」、請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」を中心としたSAP Concurソリューションを導入する。
花王のリモート決算体制は「DCPA」で推進 国内グループ各社のシェアードサービスセンター化を目指す
ニトリホールディングス、コンカーのクラウド経費でグループ全体の間接業務を省力化
旭化成、3万人規模で新たな経費精算プラットフォーム構築へ SAP ConcurとWalkMeを導入
年間数千件の海外出張、手配と経費精算を効率化へ――国際協力機構、コンカーの出張・経費管理クラウド活用で実証実験Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.