IDC Japanによると、国内IoT市場の向こう5年間の年成長率は9.1%と堅調な見通しだ。市場をけん引するIoT活用ニーズとは?
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IDC Japan(以下、IDC)は2022年4月4日、国内IoT(Internet of Things)市場についての産業分野別/テクノロジー別の市場予測を発表した。
国内IoT市場におけるユーザー支出額全体については、2021年の実績(見込み値)は5兆8948億円で、今後、2026年までは年間平均成長率(CAGR)9.1%で成長し、2026年には9兆1181億円に達するとIDCは予測している。
産業分野別で見ると、2021年時点で支出額が多いのは、上位から「組立製造」「プロセス製造」「官公庁」「公共/公益」「小売」「運輸」の順だった。
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