「情シスによる管理」も「購入コスト」も不要――企業のPCからDXを Device as a Service(DaaS)の使い方

多くの企業が、これまで従業員用のPCを購入またはレンタルしてきたのではないだろうか。自社に合ったPCを選定、購入に始まり、キッティングやアップデート、従業員へのガイダンス、セキュリティ管理、リプレースなど、PC関連の業務には多大な労力やコストが必要だ。しかし、そんな時代を変えるようなサービス形態が出てきた。それが「PCをモノとして売るのではなく、PCを使う体験をコトとして提供する」というDevice as a Service(DaaS)だ。DaaSはここ数年で登場したばかりで、日本市場における知名度は低い。ユーザー企業にとって、DaaSの定義やメリット、PCリースや運用管理サービスとは何か。本特集で深堀りする

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Device as a Service(DaaS)特集:

多くの企業で、従業員の業務を支えるPC。その運用環境が今、急激な変化にさらされている。「Windows 10」への移行はもちろんのこと、テレワークの急速な普及や長期化もその一因だ。企業の情シスに過度の負担をかけず、かつこのような変化に強いPC運用を実現したい。そんなニーズに“サービス”として応えるDevice as a Service(DaaS)を特集する。

(2020年4月8日)

特集記事

半径300メートルのIT:

PCやスマートデバイスは、新しいデバイスのニュースを楽しみに追いかけ、手に入ったらワクワクしながら開封して初期設定を済ませる――そんな「使い始めるまでの喜び」を感じる人だけに向けたものではありません。特に初期設定や管理は、法人にとっては単なる「コスト」なのです。

(2020年4月28日)
Device as a Service(DaaS)特集:

企業の従業員がPCを使う“体験”を、ソフトウェアもハードウェアも含めて常に最新の状態で提供したい――。そんなDevice as a Service(DaaS)の関係者が注目するのが中小企業向け市場だ。その理由から見えてくる、DaaSと従来の企業向けPCの在り方の「根本的な違い」とは。

(2020年4月15日)
横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(19):

Windows 10をきっかけに企業向けPCに広がりつつある「Device as a Service」(DaaS)。PC購入や運用のコストや手間をなくすといわれる一方、ベンダーにとってもユーザーにとっても危険な“誤解”が含まれていることをご存じでしょうか。そんな落とし穴を乗り越えている数少ないベンダー、IntelとMicrosoftを米国で訪問しました。

(2020年3月5日)

企業に最新のPCやアプリケーションを“サービス”として提供し、運用管理やアップデートを事業者が丸ごと引き受ける「Device as a Service」(DaaS)が、日本の企業向け市場へじわじわと進出しようとしている。そのメリットや新しさとは何なのか。事業に関わる日本マイクロソフトにインタビューした。

(2020年4月8日)

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横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(20):

今、テレワークの需要が日本企業の間で急速に拡大しています。今までVPNなどを使ったテレワークを実施してきた企業もあるでしょう。しかし「だから大丈夫」と急いで全社テレワークに突入しまうと、深刻な問題につながります。始めた後で「PCが動かないのに、会社にも行けない」といったピンチを招きがちな“3つの誤解”を、今から解いていきましょう。

(2020年3月31日)

Dell Technologiesが新たな料金体系として、PCやソフトウェア、ハードウェア、仮想化製品などを含めた統合的なサブスクリプションモデル「Dell Technologies on Demand」を発表した。運用管理作業を自律化するコンバージドインフラ「PowerOne」と併せて発表に踏み切った背景には、今後10年間に向けた大々的な目標があるという。

(2019年11月15日)
横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(17):

「Windows 10」に関わる「Device as a Service」を理解する上で重要な「as a Service」という考え方、実は誤解されているケースがあることをご存じでしょうか。まずはその代表であるSaaSから、本来の意味とメリットを解説します。

(2019年11月27日)
横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(16):

Windows 7からWindows 10に代替わりした途端、配信される大量の更新データや勝手の違う作業負担に頭を抱える――。多くの企業で発生する困った事態の理解に必要な鍵こそ、Microsoftが提唱する「Windows as a Service」の定義と、その前提条件が生み出す「ズレ」なのです。

(2019年9月26日)

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