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iPod Miniゲットの幸福がもたらした不幸LifeStyle Weekly Access Top10

» 2004年07月23日 22時05分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 2月の米国発売から5カ月、いよいよiPod Miniが発売される。そのせいか(!?)今週はiPod関連の記事が人気。iPod Miniや第4世代に到達した新型iPodだけでなく、“iPodライク”なプレーヤーなども注目を集めた。

 そのiPod Miniの発売を2日後に控えた22日、アップルはプレス向けのイベントを開催したのだが、参加した関係者への“おみやげ”はなんと「iPod Mini」そのもの。

photo いただいちゃいました。色はシルバー

 「発売前」に、しかも「あの」iPod Miniをゲットし、ホクホク顔で編集部に戻ると、あちらこちらから「いいなー」という羨望の声。本来、このイベントには先輩記者が行くはずだったのが、急用でバトンタッチしたという事情もあり、ラッキーなことこの上なし……のはずだった。

 だが好事魔多し。いや、それどころではない。「なんで私を連れて行かなかったー」(知っていたら誘ってましたって)といった理不尽なクレームや、「当然何かやるんだろうなー」といった脅しまがいの執筆要求?が、嫉妬混じりの視線と一緒に周囲の編集者たちから押し寄せてきた。

 「レビューだ!」(でも掲載されています……)、「周辺機器を山ほど試せ!」(200種類以上あると前刀氏も言っていましたが……)あたりはまだ暖かいほう。誰が行っても良かったはずのLifeStyle編集部からは「早速、バラシだ」と無茶な話が……。タイトルも「今流行!?の iPod Miniを分解してみました」と勝手に決められてしまった。

 いくらiPod改造のコラム 『今流行!?の「iPod改造」をやってみた』が今週のランキング1位になったとはいえ、まだ電源も入れていないのにそれはさすがにあんまりでは……。

 だが、そうは思いながらもついつい「どこからバラせるかな〜」と凝視してしまうのは悪い癖。上記のコラムで述べられているように、iPodをバラすのはかなり大変そう。だがiPod Miniはそれ以上に難度が高そうだ。

 というのも、iPodは表面のアクリルとサイドのアルミのすきまを“えいやっ”とやれば開きそうなのに、iPod Miniは表面のアルミが本体をぐるりと取り巻く形状だからだ。とても一筋縄ではいきそうにない。

photo 本体上部。ドライバを差し込むような隙間はない
photo 本体下部。左右に見える穴がバラしのポイントか?

 とかなんとか分解を免れようとしていたら、バラシを主張していた某氏が早速、分解方法が出ている海外WebサイトのURLをメッセンジャーで送ってきた。いえいえ、せっかく頂いたもの。大事に使わせてもらうことにさせていただきます。

 それでも周囲の妬みの声はまだ尽きない。

 「社内オークションにかけよう!」「ヤフオクに出品して、その金で飲みに行こう」

 ……辞退させて頂きますっ!

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