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» 2004年09月16日 06時41分 公開

ファーストインプレッション:今度の「スゴ録」はどこがスゴイ? (2/2)

[坪山博貴,ITmedia]
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 ドラマなどの定期的な録画を、単に曜日や時間などで繰り返し行うだけでなく、EPGを利用して番組名で追跡して録画する機能だ。「おまかせ・まる録」機能を、通常の録画予約にも活用した機能とも言えるだろう。

 実際この機能は非常に有効だ。既に触れたとおりスポーツ中継の延長であれば、曜日や時間での繰り返し予約録画でも対応できる。しかし特別番組などで放送時間がずれたり、最近は非常に多い最終回スペシャルでの放送時間延長などには対応できない。

 繰り返し予約録画を利用していて、お気に入りのドラマの最終回のラスト15分や30分が録画されていなくて泣いた人は実際多いだろう。番組追跡録画ではこのようなことは起きなくなる。

 最近は人気ドラマの最終回直前に日中にスペシャル番組を放送したり、複数シリーズ製作されたドラマであれば以前のシリーズを再放送していたりすることもある。番組追跡録画では本来予約されていた時間帯の前後1時間から番組を検索するようになっており、不必要な録画が起こらないような配慮もされている。

 またEPG側の番組名の省略などにも対応している。

 実際、地上波EPGで主流の「G-Guide」では残念ながら番組名がある日から急に省略表記されてしまうことも多い。「冬のソナタ」が「冬ソナ」などという表記にされてしまうこともある訳だ。アルゴリズムは公開されていないが、番組追跡録画ではこういったEPGの番組名表記の省略にも対応するとしており、万全を期している。

 番組追跡録画がもっとも威力を発揮するのは深夜番組の繰り返し録画だろう。深夜番組は一応放送時間が決まっているものの、スポーツ中継などが無くても放送時間が結局毎週異なるといったことも珍しくない。番組追跡録画ならこういった深夜番組の繰り返し録画でも録画失敗が発生する可能性は極めて低いはずだ。

「EPGがあればできるはず」を現実にした新・スゴ録

 ここまでに触れた以外にも、通常予約(繰り返しでない)で録画した番組のタイトル名を元に次回の予約を行える。この機能を利用すると「おまかせ・まる録」で録画した番組を次回からはより録画の優先順位が高い通常予約録画での繰り返し録画に移行させることも可能だ。

 今回触れた予約録画関連の機能は、決して他社にもやってやれない機能ではない。EPGを採用しているなら確実にできるだろう、と思える機能だ。しかし製品、特に民生機では、「できそうなこと」が、操作が複雑になるといった事情もあってか、なかなか実際の機能として実装されないのも事実だ。そういう意味では、冒険的かもしれない機能を搭載してきたソニーの姿勢には、個人的に拍手を送りたい。

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