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» 2004年10月05日 15時26分 公開

CEATEC JAPAN 2004:「DIGA」と「Broadnow mini」のイイ関係?

松下電器産業は、DIGA「DMR-E500H」のクライアントになる「Broadnow mini」の試作品を参考出展している。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 DVDレコーダーの「DIGA」やフラットテレビ「VIERA」など、発表済みの新製品を中心に展示している松下電器産業ブースだが、ユニークな参考出展をいくつか見つけることができた。たとえば、DIGAコーナーにある「Broadnow mini」の試作品。ホームサーバ機能を持つ「DMR-E500H」のクライアントになるというものだ。

photo 「Broadnow mini」の試作品

 Broadnowは、オンライン動画コンテンツをテレビ画面で試聴するためのSTB(セットトップボックス)だ。これに「DLNA Interoperability Guidelines v1.0」準拠のクライアント機能を搭載し、「オンラインコンテンツとテレビの録画番組を1台で楽しめるようにした」(松下)。

photo DMR-E500Hに録りためたMPEG-2動画をネットワーク経由で再生できる。使い勝手は「DMR-E500H」を2台接続したときとほぼ同じ。ネットワーク内にあるサーバを選択し、一覧から見たい番組を選ぶだけでいい
photo 再生時は早送りや巻き戻しといったトリックプレイも可能だ

 ただし担当者によると、Broadnow miniへのクライアント機能の搭載は「未定」。今回は“技術展示”の意味合いが強いという。「製品としては、薄型テレビの“VIERA”や各種セットトップボックスなどにDLNAのクライアント機能を搭載していく可能性が高い」(同社)。

「PRO HIGH SPEED」タイプの2GバイトSDカード

 ブースの裏側では、20Mバイト/秒の転送速度を持つ「PRO HIGH SPEED」タイプSDカードの2Gバイト版が展示されていた。

photo 「PRO HIGH SPEED」タイプの2Gバイト版

 「PRO HIGH SPEED」タイプは、デジタルビデオカメラなど高速&大容量が求められる機器に向けて開発された新しいSDカードだ。10月中旬に容量1Gバイト版(2万7000円前後)と512Mバイト版(1万3000円前後)を発売する予定で、参考出展した2Gバイト版は2005年春の発売を計画している。

 会場では、10Mバイト/秒の「SUPER HIGH SPEED」タイプと書き出し速度を比較するデモンストレーションも実施中。SDカードからパソコンに100Mバイトのファイルをコピーしたところ、「PRO HIGH SPEED」タイプは、スペック通りに20.38Mバイト/秒を叩き出した。

c.LINKモデムが進化

 同軸ケーブルを使い、最大270Mbpsの転送速度を実現する「c.LINK」技術のコーナーでは、新デザインのモデム2種が展示されている。デモンストレーションを行っているワーキングモデルは縦型、また「将来イメージモデル」と書かれたモックアップは横型で、いずれもスタイリッシュな外観になった。

photo c.LINKアダプタのワーキングモデルを使ったデモ。6月の「ケーブルテレビ2004」で展示した“いかにも試作品”なモデムとは随分印象が違う。来年の製品化に向け、ブラッシュアップが進んでいる様子だ
photo c.LINKアダプタの将来イメージモデル
photo こちらは9月に発表したデジタル家電の統合プラットフォーム「UniPhier」のデモンストレーション。「来年度以降、まず社内の製品から採用していく」という

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