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» 2005年01月06日 19時12分 公開

2005 International CES:パイオニアやPhilipsがBlu-ray対応機を参考出展

Blu-ray陣営とHD DVD陣営がCES会場でも火花を散らしている。パイオニアとPhilipsはBlu-ray対応機を参考出展。東芝はHD DVDのコストメリットをアピールした。

[岡田有花,ITmedia]

 パイオニアと、オランダのRoyal Philips Electronicsは、Blu-ray Disc(BD)に対応したドライブの試作品を、1月6日から米ラスベガスで開かれる2005 International CESに参考出展する。

 パイオニアが出展するのは、5インチベイ内蔵型BD&DVD±R/RWドライブと、BDとDVD-R/RWに記録可能なレコーダーで、それぞれ、昨年10月のCEATECに出展したものとほぼ同じ(関連記事1)(関連記事2)

PC内蔵型モデル
Hewlett-Packard(上)とDellのPCに搭載して出展するが、「OEM供給が決まったわけではない。Blu-ray Disc Association(BDA)のメンバーのPCに搭載させてもらっている」(説明員)

 5インチベイ内蔵型BD&DVD±R/RWドライブは、年内の発売を目指している。BDとDVDの2波長レーザーに対応したシングルレンズの同社製ピックアップを採用し、CDの読み書きには非対応。「CDの読み書きに対応させると、レーザーを追加せねばならずコストがかかる。レンズも現状ではCDの波長に非対応」(説明員)

 記録速度はBDとBD-RE(2層)が2倍速、DVD±Rが8倍速、DVD±RWが8倍速。DVDの2層記録とDVD-RAMの読み込みにも対応する。インタフェースはATAPI。縦置き・横置きが可能。

レコーダー

 レコーダーは内蔵型ドライブ同様、2波長ピックアップを搭載し、CDの読み書きには非対応。HDTVコンテンツはBDに、SDTVコンテンツはBDとDVD両方に記録可能だ。発売は、内蔵型ドライブ発売後になる予定で、今年度内を目指している。価格は未定だが「他社よりも極端に高い値段にはならないだろう」(説明員)。

 同社は1月5日に開いた報道機関向けイベントで、「BDはHDTVコンテンツ記録するのにベストのメディア。BD市場はこれから加速するだろう」と、強気の姿勢を示した。

 Philipsは、BDとDVD、CDの記録・再生に対応した5インチベイ内蔵型ドライブと、BDレコーダーを参考出展することを明らかにした。同社は昨年10月、BD、DVD、CDの読み書きに対応したレコーダーの試作機を発表している(関連記事参照)

 HD DVD陣営の東芝は、同日の報道関係者向けイベント(関連記事参照)で、HD DVDこそが次世代光ディスクとしてふさわしいと強調した。「(HDD一体型が前提となる)光ディスクレコーダーに重要なのは、大容量ではなく低価格だ」(デジタルネットワーク社の藤井美英社長)とし、年内に発売予定のHD DVDプレーヤーが1000ドル程度と低価格になることをアピール。HD DVDのコストメリットを強調した。

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