薄型デジカメを春のイチオシ新製品にラインアップしているメーカーは多い。富士写真フイルムのブースでは、2月に発表した「FinePix Z1」をアピール。
Z1は、厚さ18.6ミリの薄型ボディに光学3倍ズームの屈曲光学式レンズを搭載。液晶ディスプレイは2.5インチの大型サイズと、今春の薄型デジカメのトレンドをしっかりと押さえている。ISO800まで対応する有効512万画素の第5世代「スーパーCCDハニカム V HR」が売りだ。
ニコンブースでも、昨日発表されたばかりの薄型デジカメ「COOLPIX S1」を実際に触ることができる。
こちらも厚さ19.7ミリの薄型サイズに光学3倍ズーム&2.5インチ液晶ディスプレイと、スペック面でもライバルと肩を並べている。前述のソニーと富士写真フイルム、そしてニコンの3社とも屈曲光学系レンズシステムを自社開発して製品作りに臨んでいるところが興味深い。
薄型デジカメの元祖“EXILIM”を展開するカシオ計算機は、2月に発表された「EX-Z750」を紹介。沈胴式レンズなので屈曲光学系よりは若干厚めだが、それでも22.4ミリとシャツのポケットにスッと収まってしまう薄さを実現している。
オリンパスブースは、今月下旬から発売するコンパクトデジカメ「μ-mini DIGITAL S」を紹介。生活防水の小型ボディなど従来モデルの特徴を継承しつつ、CCDの高画素化と電池寿命の向上などを図っている。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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