1位 大胆なほど超スリムなプレーヤー、「iPod nano」を使ってみた
2位 「iPod nano」は日本人好み――米Apple幹部に聞く
4位 「大胆な発表をしよう」――ジョブズ氏、iPod nanoを語る
10位 3時間前までさかのぼって録画できる、ビクター「DR-MH300」を試す
今週の話題はなんといってもiPod nano。同時発表されたiTunes 5の記事を含めれば、ランキング10本中5本がiPod nanoに関する記事となった。iPod nanoの詳細についてはレビュー記事を読んで頂きたいが、ようやく筆者も入手したので、簡単ながらも前機種となるiPod miniとの比較をしてみたい。
圧倒的にnanoの方がコンパクト。初めてminiを手にしたときも「小さいなぁ」と感じたが、改めて見たnanoは、もはや「小さい」という次元を通り越しているようにすら感じるコンパクトさだ。重さもminiの103グラムに対してnanoは42グラムと半分以下。手にした際に重さを感じることはない。
nanoがカラーで見やすい――というのは当たり前だが、実は情報量もnanoの方が多い。「アーティスト」欄で見比べてみると、miniが5行表示なのに対して、nanoは6行表示であり、わずかな差であるが使い勝手はnanoの方が上だ。
あと、解像度が向上したおかげで全体的なバランスが変わったせいかもしれないが、miniに比べるとnanoの日本語フォントはちょっと細めに感じる。
最も変わったのがクリックホイールの操作感だろう。レビューでも触れられているよう、ホイールの幅が狭くなっているため、miniと同じ感覚で操作しようとすると少し窮屈に感じる。また、決定ボタンの押し心地も微妙に異なっており、nanoの方がやや柔らかい感じだ。miniの「クリッ」という押し心地に慣れていると、初めて手にした瞬間は戸惑いを覚える。
トータルしてみれば、「miniからの乗り換えを検討してもいいかな?」と思わせるデキの良さといえる。ストレージ容量だけは2G/4Gバイトとminiより少なくなってしまったが(miniは4G/6Gバイト)、3万円以下で4Gバイトモデルが購入できることを考えればそう大きな不満点にはそうならないだろう。
Shuffle登場時に品薄で悔しい思いをした反省か、今回は比較的潤沢に製品が用意されているようだ。ただし、9月16日現在では銀座のアップルストアでも4Gバイトモデルは在庫切れで、次回入荷の予定は立っていないという。
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