アイ・オー・データ機器から「Rec-POT F」が登場した。デジタル放送のデジタル信号をそのままHDDに記録するMPEG2 TS録画(ストリーム記録)に対応しており、デジタルハイビジョン放送も画質を損なわずに録画できる。
一般的なデジタルレコーダーと異なるのは、本機はチューナー機能やビデオ出力機能などを一切持たず、デジタルチューナーとi.Link(IEEE1394)接続して初めて録画、再生が可能になる点。今時ではあればI.Link端子を持つデジタルチューナー内蔵テレビや、デジタルCATV STBと接続して利用するのが一般的だろう。注意したいのは、たとえデジタルチューナーやデジタルチューナー対応テレビがあっても、i.Link端子がなければ「Rec-POT F」は使えないことだ。
トレードオフというわけではないが、デジタルチューナーとの接続はi.Linkケーブル1本だけで済む。放送波をそのままHDDに記録するので、理論上は録画に伴う画質劣化もない。ただし、再生画質に関しては接続したデジタルチューナーに内蔵されているMPEGデコーダーに依存することになる。
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