ニコンは2月20日、デジタルカメラ「COOLPIX」シリーズの発売10周年を機に、ブランド戦略を強化すると発表した。あわせて7機種の新製品をリリースしている。
ニコン、乾電池が使えるエントリーモデル「COOLPIX L12/L11」
薄型おしゃれボディに無線LAN搭載モデルも――ニコン「COOLPIX S50/S50c」
小さく、速いプレミアムコンパクト、ニコン「COOLPIX S500」登場
ニコン、1000万画素+高感度のコンパクトデジカメ「COOLPIX P5000」
まず、COOLPIXのロゴを変更する。新デザインは、文字のシャープさとバランスにより、「上質感のある洗練されたブランド」のイメージ。「X」の文字は、“刀”がモチーフとしており、全体のアクセントになるほか、刀の持つ美しさや「匠の技」を表現するという。
CMキャラクターには、デジタル一眼レフシリーズに続いてSMAPの木村拓哉さんを起用。TV CMや屋外広告などを展開する予定だ。また新しいCOOLPIXブランドをアピールするためにWebサイトwww.nikon-coolpix.comを開設する。
新製品は、画質にフォーカスした「P5000」をはじめ、撮影機能とともにデザイン性を重視したコンパクトデジカメ「COOLPIX S500」、単三形乾電池で気軽に使えるエントリーモデル「COOLPIX L11/L12」など、バラエティに富んだ7機種を用意した。価格はいずれもオープンプライス。実売想定価格と概要は下記の通り。
製品名 | 概要 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
COOLPIX P5000 | 有効1000万画素、レンズシフト方式手ブレ補正などを詰め込んだ画質重視モデル。光学3.5倍ズーム搭載 | 4万5000円前後 | 3月16日 |
COOLPIX S500 | ステンレス素材のシンプルデザインを採用した小型デジカメ。有効画素数710万画素、光学3倍ズーム搭載。0.6秒起動、レリーズタイムラグ約0.005秒の高レスポンスも特徴 | 4万円前後 | 3月16日 |
COOLPIX S200 | 厚さ18.5ミリの薄型アルミ合金ボディを採用したコンパクトモデル。有効画素数710万画素、光学3倍ズーム搭載 | 3万円前後 | 3月23日 |
COOLPIX S50 | スタイリッシュなスリムボディ採用のコンパクトデジカメ。有効画素数720万画素、光学3倍ズーム | 3万5000円前後 | 4月 |
COOLPIX S50C | スタイリッシュなスリムボディ採用のコンパクトデジカメ。有効画素数720万画素、光学3倍ズーム。無線LAN搭載 | 4万円前後 | 4月 |
COOLPIX L12 | 有効画素数710万画素、光学3倍ズームのエントリーモデル。単三形乾電池2本で使用可 | 2万5000円前後 | 4月 |
COOLPIX L11 | 有効画素数600万画素、光学3倍ズームのエントリーモデル。単三形乾電池2本で使用可 | 2万円前後 | 3月23日 |
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