ITmedia NEWS >

「AQUAPICT」で“くらげ”に癒されてみたゆらゆら深海散歩(2/2 ページ)

» 2007年04月02日 18時07分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 くらげを入れるとき、傘の内側や脚の間に細かい気泡が付くことがある。その場合は、付属のスティックで取り除いてやるといい。スティックは先端が平たくなっていて、くらげの脚を軽く叩くようにすると、うまく気泡が離れる。

photophoto シリコン製くらげとはいえ、薄く作られているのでデリケートに扱おう(左)。操作ボタンは3つ(右)

 完成したら、ACアダプタを繋いで電源オン。LEDが点灯すると同時に、カバーの左右から水流が吹き出したのが判った。この流れにのり、くらげは上下左右にゆっくりと動くのだ。

photo 部屋を暗くすると、より雰囲気が出る

 光源のLEDは、赤、黄、緑、青、青紫の5色あり、複数の光源を同時に点灯して微妙な色合いを作り出すこともできる。操作ボタンは「ON/OFF」「TIMER」「HOLD」の3つ。電源ボタンは、押すたびに機能が変わるトグルタイプになっており、電源オンの後に続けて押すと「AUTOモード」に入る。AUTOモードは、LEDが5色に切り替わりつつ、くらげが優雅に動くモードだ。

 電源ボタンをもう一度押すと(3度め)深海をイメージした「DEEP SEA」モードに入る。DEEP SEAモードでは、水流がAUTOモードより穏やかになり、くらげの動きもゆっくり。ブルー系のライトは、暗い色調から明るい(白っぽい)青まで変化を見せ、くらげの透き通った傘に、水面の光がほのかに差し込むような幻想的な光景になった。

photophotophoto

 また「HOLD」スイッチを押すと、全11のライティングパターンから好きなものを選び、その状態でホールドできる。スイッチは、やはり押すたびに、赤、黄、緑、青、紫……といった具合にLEDの色が切り替わる仕組みだ。個人的には白か青系の色が一番しっくりとくるが、赤や黄色も非現実的な味がある。部屋のインテリアに合わせて色を選択すれば、お洒落な間接照明になるだろう。

photo バーのインテリアにもお洒落

 動作音は、時折聞こえる「ジジジジ」という小さなモーター音だけ。近くにいないと気づかないレベルなので、書斎や寝室、オーディオルームのインテリアライトにしても邪魔にならない。あるいは、本物のアクアリウムの隣に置いても面白いだろう。

 タイマー機能も用意されている。右端の「TIMER」スイッチを押すと、2時間後に電源オフになるため、寝る前などに便利だ。なお、TIMERスイッチを押さなくても、10時間が経過すると自動的に電源が切れる仕組みになっている。

 「AQUAPICT」の価格は1万5540円。玩具としては少し高価に感じるかもしれないが、インテリアあるいはユニークな間接照明として考えるなら十分に納得のいくレベルだ。好きな音楽でも聴きながら、波に揺られる“くらげ”を見るのは悪くない気分である。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.