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手軽に9メガ――コンパクトデジカメ「FinePix A900」

» 2007年06月05日 19時09分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは6月5日、コンパクトデジタルカメラのエントリーモデル「FinePix A」シリーズの新製品「FinePix A900」を発表した。6月23日より販売を開始する。価格はオープンで、市場想定価格は2万5000円前後。

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 新製品は1月に発表した「FinePix A800」の上位機。1/1.6型「スーパーCCDハニカムHR」を搭載し、有効画素数をA800の830万画素に対し903万画素にまでアップさせた。フジノン光学式ズームレンズも3倍から4倍に向上させ、焦点距離は35ミリフィルム換算で39〜156ミリ相当になる。デジタルズームと併用すれば、最大30.4倍までズームが可能だ。また、撮影シーンに合わせてフラッシュ発光量と感度を自動調節する「iフラッシュ」を備えた。

 赤ちゃんの肌をきれいに撮る「ベビーモード」や、夜景を美しく撮影する「夜景モード」、動きのある被写体の撮影時にブレを抑える「スポーツモード」など、全14種類の撮影モードを用意した。また、モードダイヤルの操作と連動した撮影ガイドを液晶画面上に表示し、初心者にも扱いやすいよう操作性を向上させている。

 高速赤外線通信機能(IrSimple/IrSS)を搭載し、同機能に対応するFinePixシリーズや、携帯や大型液晶テレビなどの電子機器、プリンタなどに画像を送信できる。

 xD-ピクチャーカードとSDメモリーカードに対応する「デュアルスロット」を採用した。2.5インチの液晶モニターには光の反射を防ぐコーティングを施している。また、約10Mバイトの内蔵メモリーを搭載。単三形ニッケル水素電池で約350枚の撮影が可能なほか、単三形アルカリ乾電池にも対応し、約100枚の撮影ができる(CIPA規格)。

 サイズは97.3(幅)×61.7(高さ)×32.1(奥行き)で重さは約204グラム(付属電池、メモリーカード含む)。

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